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2007年 08月 12日
アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌
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綺麗なお写真の大ファンで足繁く通っているブログ、今夜もeat it紹介されていた写真展へ行ってきました。
図々しくもトラックバック。
写真も真似っこです、あは。
あー!ここ!ここで撮ってた、moonisupさん!と騒ぐわたし。気分はすっかりミーハー。



写真展へ行くのは生まれて初めてです。
よく誤解されるんです。「展覧会や美術展によく行ってそう」「本たくさん読んでそう」どちらもまったくの誤解です。ぜーんぜんです。特に写真は2年前まで興味は皆無。
そんな知識の浅いわたしでさえ、圧倒されました。一緒に行った友人も、「すごい!良かった!」と連呼。
残念ながらこちらの写真展は本日が最終日。他の方におすすめすることはかなわないのですが、本当に本当に良かったです。

こちらの記事で、「完璧な構図」について予習させて頂いていたのですが、ここに紹介されているもの以外に、あるわあるわ構図美、、、あんなにたくさんあると思いませんでした。
いったい何枚?世界各地の様々な人種、様々な風景。
どれもこれもどれもこれもす、す、す、すげー、、、。構図が。構図が。詳しいこと分からないけど、とにかくすごいってことだけはわかります。美しい。絵画そのもの。
このとき、このフレーミングでなければならない、という写真。時と空間、どちらもちょっとずれたら台無し、というもの。うわああああ。
一応これでも撮ることを趣味としている人間のはしくれですから、それらの写真を撮るのがどのくらい難しいかとか、大変かとか、おぼろげながら想像がついて。人間相手に、どうしてあんな風に撮れるの?
カメラを構えて、相手の生の表情を引き出すのって、とても難しいことだと思うんです。それは技術的なことや、才能も関係するだろうけれど、むしろ人柄とかなんじゃないかなぁ。人間的魅力というか。だってカメラは相手との距離を如実にあらわすよ。被写体のまっすぐな目、を、受け入れるだけの器。被写体の世界を邪魔しない謙虚さ。ううう。そんなことを考えながら数々の力強い写真を眺めていました。

あまりに感動したので、思わず写真集(カタログ)を買いました。
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すてき。

わたしは結局買わなかったのですが、ポストカードもとても良くて。写りというか質というか、写真集よりいいんじゃないかなぁ。

最終日でとっても混んでいて、売店はもちろんのことながら、レストランも大変なことになっていたのですが(しかもお盆なんだよねぇ、スタッフが全然足りていなかった模様)、そこの料理がねぇ、実にとーーーっても!美味しいかったです。
お値段も、館内飲食店としては実に良心的。美術館にこんないいレストランが、と意外でびっくりしました。

アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌_a0085248_227863.jpg
調子に乗って子羊肉食べちゃいました、うまい、うまいよ母さん。ごめんよ子羊。ありがとう子羊。
セットのパンも美味しいし、コーンポタージュもザ・とうもろこしな味で。うまい!うーまーいー!(やかましい)
なんていうのかしらこのコンポタ、ジュレっぽいって友達は言ってたけれど。どうでもいいけどジュレって意味もなく美味しそうだよね、うん。ジュレ万歳!(意味不明)
もうね、とにかくたまりまへんよ、おいわふいsざf(壊)
いい一日であった、、、。(結局食べ物なのか)

紹介して下さったmoonisupさん、及び、展覧会が今日までということをすっかり忘れていて、急遽予定を写真展観覧に変更するというわたしの我儘を許してくれた友人に感謝いたします。
ええもんみたー。

by seika79 | 2007-08-12 21:41 | 写真


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