2007年 09月 18日
Photoshop tips クリッピングマスク 基本編
先日フォトセミナーに行ってきたのに触発されて、今日はPhotoshopのtipsを掲載してみます。
クリッピングマスクについてなんぞ。特に目新しくもなんともない機能です。(笑)
知ってるよーって方はスルーして下さい、知らんわそんなもん、という方は結構便利な機能なので覚えておくといいかもしれないです。

※こちらの記事は、ある程度Photoshopの知識がある方を対象としています。
 画面はwin版CS3です。



はてさてクリッピングマスク、とはなんじゃらほい。
どんな機能かというと。
論より証拠、実践の方が分かりやすいと思いますので、まずはやってみます。

これが今回の作例、完成画像です。↓
a0085248_29399.gif
クリッピングマスクを使うと、こんな風に、画像(この作例では、緑の水玉模様)を特定の形にくりぬくことが出来ます。
それでは各工程を追ってみます。

(1)白い背景の上に、「Photoshop」とテキストを打ちます。
a0085248_2243173.gif

(2)テキストに装飾したい模様画像(ここでは「パターン」レイヤーとします)を、テキストレイヤーの上に重ねます。
a0085248_2381269.gif

(3)「パターン」レイヤーを選択した状態で、メニュー「レイヤー」>「クリッピングマスクを作成」をクリック。
a0085248_3593490.gif
するとレイヤーがこんな表示に変わり、
a0085248_3171728.gif
こんな画像が出来上がります。
a0085248_3185325.gif
ここまでがクリッピングマスク作成の処理。
画像をテキストの型でくりぬくことが出来ました。範囲選択したり、画像を消去したりする必要がないので、とても簡単、かつ後から修正がききやすいのがクリッピングマスクの特徴です。
そして、クリッピングマスクをかけたレイヤー(ここで言えば「パターン」レイヤー)自体に色々な処理が施せるのも特徴のひとつです。ここでは下に向かってだんだん暗くなるように、グラデーション処理を行ってみます。

(4)「パターン」レイヤーが選択されている状態で、レイヤーパレット「レイヤーマスクを追加」をクリック。
a0085248_11583714.gif

(5)グラデーションツール(白→黒のグラデ)を使って、
a0085248_12154892.gif
レイヤーマスクにグラデーションをかけると、
a0085248_1849780.gif
「パターン」レイヤーが徐々に透明になるように設定されます。
a0085248_1854957.gif
また、グラデーションのみならず、色調の調整や拡大・縮小など、ありとあらゆる効果が施せます。

例:色調を変化させたもの
a0085248_19425592.gif

(6)あとはもうほんとにおまけです、テキストに縁をつけて、影を作って完成。(詳しい工程はここでは省きます、本題と関わりないので)
a0085248_29399.gif

以上が一般的なクリッピングマスクの使い方です。
ベースをテキストではなくオブジェクトパスにすれば、丸でも四角でも星でも、どんな形にでもくりぬくことが出来ます。
今回テキストでやってみましたが(効果が分かりやすいので)、わたしはオブジェクトベースで使うことの方が多いです。
↓こんなのとかね。(先日の夕焼け写真を使っています。どうやって作っているか考えてみて下さいね)
a0085248_19535296.jpg
ちなみに、こうした型抜きにレイヤーマスクを使う方も多いと思います。便利ですよね、レイヤーマスク。
ただ、クリッピングマスクの方が便利な場合も結構あります。それぞれ特徴の異なる機能なので、ご自分なりに色々試してみるのが良いと思います。
特に今回作例でやったような、クリッピングマスク+レイヤーマスクはかなり自由度が高い(再編集が効きやすい)ので、お試しあれ。

はてさて、次回はクリッピングマスクの応用編です。
多くの解説書が今回のような用法を取り上げているだけに、クリッピングマスクって要するに型抜きツールでしょ、と思われている方もいると思いますが(というかそれで正しいのですが)、もう少し違うアプローチで使用すると、ぐぐっと活用法が広がります。
お楽しみに。
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by seika79 | 2007-09-18 11:21 | メモ


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