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2008年 06月 14日
ひとりごと
という訳で、ぐるぐる考えているお話の続き。



Nikkor 35mmF2D vs ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

ボケ対決で言えば。
ボケの公式は、実焦点距離÷F値で導き出せるらしいです。この数値が大きければ大きいほど、ボケやすいということになります。

35mm÷F2=17.5
25mm÷F2.8=約8.93

数字の上では、なんと2倍近く違う。
2528の写りが普通っぽく(コンデジっぽく)なってしまうのはこの辺りが肝なんじゃないのかな。

じゃあ35mmだとどの程度の絞りと同等になるのかと言うと、、、

35mm÷Fx=8.93
X=3.92

という訳で、F4相当なのです。
あー、なるほど、F値がキットレンズっぽくなる、訳で。
実際の明るさ(SSに関与する)はF2.8で、ボケ方はF4相当かー。
ふむ。単焦点としては軽さのメリットを残すのみ、という感じ。(まぁそこが最大の売りなんだけど)

ただ、一方で。
至近距離(特に撮影距離30cm以下)で撮るときというのは、被写界深度が超浅くなるために、絞り込みが必要になるシーンが多いです。
だけど絞れば当然ながらSSが落ちるのですよ。ジレンマ。
だけど、2528ならF2.8の明るさを保ちながらF4相当の被写界深度になる訳だから、SSを稼ぎやすいってことです。
マクロ撮影に強いのか。そうか。だからこのレンズ、寄れるって点を大切にしたのですね。

フォーサーズマウントの標準画角で、35mmF2Dと同程度のボケが得られるのは、これしかないようです。

25mmF1.4
25÷1.4=約17.86

このレンズ、510g。って今より重くなるじゃないですか、笑。
1本で済ませるのは諦めて、2528と5020の2本体制とかが良さそう。5020でも総重量680g。
むー。これでも今より100gぐらい軽いし!パンケーキと持ち歩くとすると、今と同じぐらいの重さになる訳だ。そんで換算100mmマクロも楽しめるって訳ですか。魅惑的~。

by seika79 | 2008-06-14 23:21 | ひとりごと


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