人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2009年 10月 22日
さよなら、愛しいひと
哀しむのも 胸を痛めるのも
笑顔になるのも こころをあたたかくするのも
わたしの自由なら

わたしは 心を痛めるのは
もうやめようと思う

どうして ひとの苦しみに 涙を流すのか
それはわたしの優しさや愛情なんじゃないかって思っていたけれど
違う
そうじゃない

わたしが 信じていないからだ
相手の力を 自分の力を

ひとの生き様を
"可哀そう"だなんて
失礼なこと

だって そのひとから見えてるものは違うのだから
宝物の形は違うでしょう?ひとそれぞれでしょう?
未来はどこまでも真っ白だよ

愛情は切なさとかそんな粗末なものじゃない
もっともっとあったかくて揺らがない
しなやかな強さのある気持ち

見えなくても知らなくても
たとえ 思い込みだって笑われようとも
バカじゃないのって 思われても

だいじょうぶ
辛くても 立ち上がって
悔やんでも また立ち上がって
ちゃんと歩いていく
また間違えても いちからやり直して
何度でも 何度でも

それが生き物だから
ひとは生きてるから

それはわたしもいっしょ
泣いて泣いて泣いて
笑う

拝啓 かつて愛しかったひと
わたしはもう あなたのことで 泣きません

手を離して
夢の中 笑ってさよならをした
胸の痛みや苦しみで繋がることも もうないよ
真新しい幸せを手に入れるの
扉の鍵は きみからもらった

人の中、なにひとつ残せなくても
構わない
わたしがもらったものを大切に 生きていくから



昔の恋愛は、忘れるのがいいよって優しい友達は言ってくれるけど
わたしは忘れません。
さよならすること、乗り越えることと
なかったことにしたり、忘れたりするのは違うってわたしは思います。

だって 一緒に過ごした時間はわたしの過去で それは事実で
既にわたしの一部だから

否定しちゃうのは哀しいことだと、わたしは思うから。

どんなにみっともなくたって
辛くて惨めな過去だったとしても

今から先は まだ決まってない
未来は過去からの続きだけど
過去で未来が決まる訳じゃない

だったら いいんじゃないかな
忘れなくても。

辛かったけど わたしは好きだったんだよ
なにを?
相手の、屈託のない、嘘のない笑顔を。
時折見せてくれたわたしへの信頼だとか、
一生懸命な優しさだとか、かわいい弱さだったりとか。

友達にそういったら、そう思えるのが素敵だね、と言われました。

素敵と言うか、そうしかできないんだもの。それがわたしだから。
それに、大好きなひとが今、たくさんそばにいてくれるからだよ。

「聖花さんは悪くないよ」

悪く、なかったのかなぁ
わたし、悪くなかった?
いっしょにいるとき
別れてからの時間
わたしはいろいろ、悪かったんじゃないかなぁ
だって なにもしてあげられなかったよ
きっと追い詰めてしまったよ

「だって聖花さんも傷ついてるじゃない。もういいんだよ」

子供のように泣いてしまって
そんなわたしの傍にずっといてくれた友達

そういうひとたちに囲まれてるから
わたしは強くなれる

ひとを好きでいても辛くはないよ
寂しくもならない 傷つきもしない
気持ち誤魔化すより ずいぶん楽ちんだよ。

でも、きっといつか、時折思い出すときがあるだけ、ぐらいの懐かしい感覚になるのだと思います。
あー、そんなことも、あったっけね。ってほっこり笑ってしまうぐらいの。
終わってから時が経つって、そういうもの。
でもそれって、忘れるっていうより、心に刻むって言うんじゃないかなって、思うんです。

(。・v・。)

by seika79 | 2009-10-22 19:33 |


<< ひとりごと      CSSの小技 >>