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2006年 11月 08日
都会の花
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ちょっとアナログっぽくしてみました。(。・v・。)

都会の花は、誇らしくて。
野の花が豊かな大地に恵まれて、のびのびと育つのはごくごく当たり前のこと。当たり前だからこそ素晴らしいのだけど。
けれど都会の花は、「ここで、ひとびとの助けになりなさい。土地を潤し、力となってあげなさい。」と使命を負って運ばれてくる。野の花が純粋にただ生きていることに対し、都会の花は役目を担う。彼らが自ら望んだか否かは神のみぞ知る。



花々が寡黙なのは、なにも強いからではなく(強いけれど、だから寡黙なのではないと思う)、表す術を持たないからに過ぎない。
だから時として寂しそうに、それでも凛として、じっと堪えるように咲いている。

そういう寡黙さを踏みにじるのは、無視するのはとても簡単なこと。ほんと、あっけないくらい。
だけどそれじゃあ世界は救われないね。
あたたかいものが光のように駆け巡っていくのに対して、冷たいものはじりじり、忍び寄ってくる。いつのまにかずるずると引きずりこまれてしまう。
その冷たさを、なんとか押しとどめるように花が咲く。わたしはその花々を、守る強さを持ちたい。それがわたしの戦い。
それがどんな戦いかと言うと、いかに「のほーん」として「どーん」と構えて「わはは」と笑ってだいじょうぶだよーって安心させられるか、要するに、大変な状況の中でも、いかに落ち着いて余裕を保てるか。
慌てたってしゃーないからね、なんにもできないどころか、余計あわあわしちゃったりね。

わたしがいかに、幸せそうに笑えるか。すべては、そこにかかってるし、そこからはじまるし、それがすべてだったりもする。
なんだっていいんだよ、花が咲けるなら。
(。‐v‐。)

by seika79 | 2006-11-08 13:40 | 写真


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